保険と貯蓄は分けて考える

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保険には貯蓄型のものがあります。
その多くは満期時に掛け金以上の金額を受け取れます。
そのため保険会社は、「万が一のための保険を用意しながら貯金も出来ます!」
と言って保険の契約をすすめてきます。
ですが私は、貯蓄型の保険はおすすめしていません。

理由は簡単で、そもそも保険の役割は「保障」だからです。
貯蓄は保険の役割ではありません。
例えるなら、スーパーのケーキとケーキ屋さんのケーキです。
専門店で買ったほうがおいしいし、ラッピングもキレイです。
それと同じで、貯蓄なら保険よりふさわしい方法があります。
保険での貯蓄をおすすめしない理由を、くわしく説明していきます。

①貯金と違ってすぐに引き出せない
通常の貯金であれば、銀行に預けたお金をすぐに引き出せます。
保険の場合、すぐに引き出すことは出来ません。
もし引き出したい場合は、保険を解約するか契約者貸付を利用します。

契約者貸付とは、自分が積み立てた保険料から貸付を受けることです。
自分が積み立てたお金なのに、「借りる」という扱いになります。
借りている間は利息もつきますし、返さないと保険金が減ります。
単純に貯金として見るなら、こんなに不便なことはありません。

②払い込み期間が長い
ほとんどの貯蓄型の保険は、払い込み期間が長期にわたります。
しかも契約途中で解約すると、受け取る金額が払い込んだ分より減ることがあります。

例えば現在私が解約を検討している保険は、65歳まで払い込みが必要です。
ですが解約で受け取れる金額は、契約13年目までは払い込み金額より減ります。
(2021年1月現在、契約3年目では60%くらいしか戻ってきません)

長い契約の間に、世の中の金利が上がるかも知れません。
金利の良い商品に変更したくても、すぐに対応できない可能性があります。
長期間にわたって安くはない保険料を払い続ける覚悟も必要になります。

③金利があまりつかない
これが一番のデメリットです。
引き出せないのを我慢して、長い期間払い込みを続けたとしましょう。
最終的にどれほどの金額を受け取れるでしょうか?
先ほどの保険は、65歳になると払い込んだ保険料の143%ほどを受け取れます。

143%を多いと思ったでしょうか?
私はこの保険に24歳で加入しました。満期の金額を受け取れるのは65歳です。
受け取るまでになんと41年かかるのです。

41年かけて積み立てるのに、43%しか増えていません
ちなみに、私が契約している保険は年間の利率が3%です。
3%の利率で41年積み立てて、43%しか増えないのはおかしいと思いませんか?

実は増えた分が全部戻ってくる訳ではありません。
一部は保険金の支払いのために使われます。
そのため、提示されている利率よりもはるかに低い利率での返金となるのです。
これだったら、年間2%ほど利息のつくアメリカ国債にでも預けた方がよっぽどいいです。

以上、保険で貯蓄をするデメリットをお伝えしました。
世の中では、保険での貯蓄を推奨する声がかなりあります。
でも結局、保険を売りたいがためにそのような言い方をしているのです。
あなたの大事な資産を守るためにも、冷静な判断が必要です。
貯蓄をするのであれば投信や国債、保険は保険で分けて持ちましょう。

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